保育について

園からのお願い

遊び・活動

子どもは寝ている時に成長ホルモンが活発になります。 夜9時半までに寝る様にして、朝は7時には起きましょう。子どもの睡眠は9時間以上取る様にして下さい。大人が寝る時間には寝かせないで下さい。大人と子どもの生活リズムは同じではありません。まずは、子どもを寝かせてから自分の時間を持つ様にして下さい。

食生活をきちんと身に付ける

好き嫌いなく何でも食べ、良く噛む習慣を身に付けて下さい。保育園に来るとお友達の影響もあり、自然に好き嫌いなく食べられる様になります。 お家では、なるべくテレビを消して、食事や会話を楽しみましょう。また、朝ご飯は必ず食べて来て下さい。

子どもはお友達の関りにより成長します

保育園は集団生活です。噛み付き・ひっかき等は、自我が芽生え始める1・2歳児によく見られ、人間関係が育つ中で起こります。そういった行為は、「他者への関心」が理由である事がよくあります。「噛みつき=困った行為」と決め付けないで、「友達関係の始まり」とみて双方の気持ちや要求を汲み取っています。

保育園には活動しやすい服装で登園して下さい

保育園では、乳児以外は食事を一人でします。衣服は汚れやすいので、汚れても良い様な服装で登園して下さい。また、ズボンをひきずったり、ジーパンのホックが硬すぎたり、つりズボン、オーバーオールなどは、行動しづらかったり、トイレに行きにくいので避けて下さい。

幼児期の「しつけ」

【「しつけ」は早くから】

過保護は子どもをだめにする
「はい」「いいえ」と返事のできる子にしよう
食事のマナーを身につけさせよう
やってよいこと、悪いことのけじめを教えよう

【待つことを教えよう】

ねだるからといってすぐ与えるのはよくない
おもちゃを乱暴に扱わせない
遊んだあとの片付けをきちんとさせる

【どろんこ遊びをさせよう】

元気よく外で遊ばせよう
好ききらいなく食べさせよう
薄着で育てよう

【子どもはけんかで育つ】

親同士仲良くしよう
人に迷惑をかけたときはあやまらせよう

【約束の大切さを教えよう】

遊びの中で約束を守らせよう
約束を破ったら素直にあやまらせよう

【かわいいお手伝いをほめよう】

子どもが見つけたお手伝いを大切にしよう
適当なお手伝いをさせよう

成長過程

0歳(乳児保育)

保育士との信頼関係や愛着を基本として、がまんする力や自制心が育まれます。また、保育士との関わりや、環境を元に様々なことに興味を持ち、主体的に関わることが出来、感性が育ちます。

1~2歳

やってみようという好奇心を元に、子どもの情緒の安定を元に5領域を通して教育を行います。健康・人間関係・環境・言葉・表現を通じた教育を行います。この時期は、保育士との安定した関係の元に、自ら体を動かすようになります。その中で全身を使った体の動きや廻りとの関係、言葉がけなどが発達します。

3歳以上児

3歳以上児の保育内容は、1~2歳児の発達を踏まえた5領域を通じた教育を行います。基本的な生活習慣を身につけ、食事や睡眠の基本的な習慣から、食を通じて食材への関心、食から命への関連を考えます。 人間関係では、一緒に行動する中で試行錯誤しながらお互いに折り合いをつけ、目標を達成していく場面を数多く経験します。共通の目標に向かって友達と協力し達成することで、自身や自己肯定感につながります。

5歳児(就学に向けて)

幼児期の終わりまでには、これまで身につけてきた5領域を発展させ10の領域を意識した取り組みを行います。①健康な心と体、②自立心、③協同性、④道徳性・規範意識の芽生え、⑤社会生活との関わり、⑥思考力の芽生え、⑦自然との関わり・生命尊重、⑧数量や図形、標識や文字などへの 関心・感覚、⑨言葉による伝え合い、⑩豊かな感性と表現です。 保育所保育指針が2017年から新たに改訂され、2018年からは、3歳以上児の幼稚園やこども園の要録とほぼ同じ内容になっています。これらの10の領域を踏まえ、小学校で自信を持って過ごしていけるように年長の時期を過ごします。

一日の流れの中で

課題に取り組む

課題に取り組む際には、子どもたちの成長や発達を保育士が把握をし、次に繋がる課題を用意します。用意された課題に子どもたちが取り組むことで、個々の成長を考慮し、次のステップにつないでいきます。興味や集中の偏りには、保育士が寄り添い、複数の保育士で個性にしっかり向き合います。自由遊びの時間には、各個人に合わせた遊びを展開していきます。

食育

毎日の食事の積み重ねが食育です。食に対する興味や意欲を大事にします。基本的な栄養の偏りがないように、自園調理の特長を生かし、調理場が見えるランチルームで給食を作る職員を見ながら食事をとります。健康な心と体を育むためには、和やかな雰囲気で保育士やクラスの友達と楽しく食べることにより、様々な食への興味や進んで食べようとする姿勢が育ちます。

穏やかな雰囲気の中で、先生や同級生と食べる喜びや楽しさを味わったり、さまざまな食べ物の興味や関心を持つことで、食の大切さに気付き、進んで食べようとする気持ちが育ちます。

教育と活動

やってみようという好奇心を元に、子どもの情緒の安定を元に5領域を通して教育を行います。健康・人間関係・環境・言葉・表現を通じた教育を行います。この時期は、保育士との安定した関係の元に、自ら体を動かすようになります。その中で全身を使った体の動きや廻りとの関係、言葉がけなどが発達します。